タイの国旗の意味と由来
タイの国旗は「トン・トライロング(三色旗)」と呼ばれ、赤・白・紺・白・赤の5本の横帯で構成されています。中央の紺帯が最も幅が広く、全体の3分の1を占めています。
赤は国家と国民の犠牲的精神を、白は仏教の清らかさを、紺は王室を象徴しています。この三色は「国家・宗教・国王」というタイの三大柱を表しており、タイ国民が最も大切にする価値観です。
現在の国旗は1917年にラーマ6世(ワチラーウット王)によって制定されました。それ以前は赤地に白い象を描いた国旗が使われていました。第一次世界大戦で連合国側として参戦したことをきっかけに、列強国の三色旗に倣って現在のデザインに変更されたと言われています。
豆知識
タイの国旗が変更される前は、赤地に白い象のデザインでした。象はタイの伝統的なシンボルで、現在も海軍旗には白い象が使われています。
中央の帯の色は当初「赤」でしたが、ラーマ6世が紺色に変更しました。紺色は金曜日の色で、王の誕生日の曜日に関連があるとされています。
タイでは毎日朝8時と夕方18時に国旗が掲揚・降納され、その際に国歌が流れます。公共の場にいる人はその場で立ち止まることが慣例です。