北マケドニアの国旗の意味と由来
北マケドニアの国旗は、赤地の中央に黄金の太陽を配し、8本の光芒が旗の端まで放射状に伸びるデザインです。
赤と黄色は北マケドニアの歴史的な色で、中世のマケドニア地方の紋章に由来しています。中央の太陽は「新しい自由の太陽」を象徴し、8本の光芒は四方八方に広がる希望と明るい未来を表しています。
現在のデザインは1995年に制定されたものです。独立直後の1991年から1995年まではヴェルギナの太陽(16本の光芒を持つ古代マケドニア王国のシンボル)を使用していましたが、ギリシャが「古代マケドニアの遺産を専有している」として強く反発したため、デザインが変更されました。
国名も同様の経緯で、2019年に「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」から「北マケドニア共和国」に改称されました(プレスパ合意)。
豆知識
1991〜1995年の国旗に使われていたヴェルギナの太陽は、古代マケドニア王フィリッポス2世(アレクサンダー大王の父)の墓から発見されたシンボルです。
ギリシャとの国名・シンボル問題は「マケドニア名称問題」と呼ばれ、約27年にわたる外交問題でした。
現在の太陽のデザインは8本の光芒で、旗の端まで伸びるダイナミックな構図が特徴的です。