マリの国旗の意味と由来
マリの国旗は、旗竿側から緑・黄(金)・赤の三本の縦帯で構成されたデザインです。
緑はマリの豊かな自然と農業への期待を、黄はマリの地下に眠る金などの鉱物資源を、赤は独立のために流された血と、アフリカの統一のための闘争を象徴しています。
この三色は汎アフリカ色として知られ、多くのアフリカ諸国の国旗に使われている配色です。マリは古代マリ帝国の栄光を受け継ぐ国として、アフリカの連帯を重視する国旗を採用しました。
マリは1960年にフランスから独立し、この国旗を制定しました。セネガルとともにマリ連邦を構成していた時期(1959〜1960年)の国旗には中央に黒い人型の紋章(カナガ)が描かれていましたが、イスラムの偶像崇拝禁止の教えに配慮して除去されました。
豆知識
マリの国名は13〜16世紀に西アフリカを支配した「マリ帝国」に由来します。この帝国の王マンサ・ムーサは世界史上最も裕福な人物の一人とされています。
マリ帝国時代の都市トンブクトゥは学問の中心地として栄え、世界最古の大学の一つがあったとされています。
フランスの三色旗と同じ縦三分割のデザインですが、配色はアフリカの伝統に根ざしたものです。