カナダの国旗の意味と由来
カナダの国旗は「メープルリーフ旗」と呼ばれ、白い正方形の中央に赤いカエデ(メープル)の葉を配し、両側に赤い縦帯を置いたデザインです。
赤い縦帯は太平洋と大西洋の2つの海を表し、白はカナダの広大な雪景色と平和を象徴しています。中央の赤いカエデの葉はカナダの象徴であり、国のアイデンティティそのものです。カエデの葉が11の先端を持つのはデザイン上の理由で、特定の意味はありません。
カナダは長らくイギリスの旧植民地旗(レッド・エンサイン)を使用していましたが、1965年にフランス系カナダ人との融和も目的として現在の国旗が制定されました。この「旗論争」は国会で激しい議論を呼び、制定までに数ヶ月を要しました。
豆知識
カナダの国旗制定は「大旗論争(Great Flag Debate)」と呼ばれる激しい議論の末に実現しました。賛否両論が国会で6ヶ月以上にわたって繰り広げられました。
カエデの葉は18世紀からカナダのシンボルとして使われており、カナダ産のメープルシロップは世界生産量の約70%を占めています。
カエデの葉の先端が11個なのはデザイン上風になびいた際に最も美しく見える形として選ばれたもので、州や準州の数とは無関係です。